贈与税の申告
相続時精算課税制度の事例
一般の贈与税は税率が高いため多額の財産を贈与できませんでした。
相続時精算課税の事例を紹介致します。
基礎控除・配偶者控除後の課税価格 | 税率(%) | 控除額(万円) |
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200万円以下 | 10 | – |
200万円超300万円以下 | 15 | 10 |
300万円超400万円以下 | 20 | 25 |
400万円超600万円以下 | 30 | 65 |
600万円超1,000万円以下 | 40 | 125 |
1,000万円超 | 50 | 225 |
特別控除を超えた課税価格に対し、一律20%
事例1:単純現金贈与をした例
一戸建一人暮しは不便で不安、自宅売却7,500万円、駅前中古マンション3,000万円で購入。
快適な生活、買物便利、友人来訪増、カルチャースクールに通うようになった。
自分にゆとりが出来、子の生活が気になり始めた。
子に2,500万円ずつ贈与しよう!
長男、次男とも住宅ローンの残債を返済
生活にゆとりが生まれた。
事例2:住宅資金の贈与
家にこもりがち、暮しにはりが無い。
孫と一緒に暮らしたい!
長男がマンション購入との話を聞き付け自宅敷地に長男宅3,500万円で建築
建築資金の贈与をした。
家族旅行や孫の運動会など行事参加、正月・節分全てにぎやか、孫とよく外出するようになった。
事例3:収益物件の贈与
長男リストラ、住宅ローンと大学入学を控えた長男の子、もう一人の長男の子も高校生でこれからお金が掛かる時だというのに・・・
親としてなんとかしてやりたい!
アパート2棟を長男に贈与、争いにならぬよう長女にもアパートを贈与した。
アパートの相続税評価額が2,500万円以内におさまった。 →建物の相続税評価は評価減があります。
事例4:自己株式の贈与例
妻、君子67歳が脳溢血で寝たきりとなった。
二人三脚でここまでやってきた、苦労を掛けた、
お願いだから先に逝かないでくれ!
妻のそばに居たい!
長男に妻50株社長150株贈与、100万円贈与税。
同時に次男に1,000万円贈与。特別控除以内
これを機会に会社を長男に事業承継した。
サービス内容
贈与税の申告 | 税務署へ提出する贈与税申告書を作成します。 |
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贈与税申告時に必要な書類
贈与税申告の際に、ご準備いただく資料一覧です。
項目 | ご準備していただく資料 | 取得先 |
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所有権移転関係 | あげる人 印鑑証明書(発行から3ヶ月以内) | 役場 |
もらう人 住民票 | 役場 | |
土地・建物の固定資産税評価証明書(贈与年度のもの) | 役場 | |
土地・建物の権利証 | ご自宅 | |
贈与税の申告 | 財産の贈与を受けた日から10日を経過した日以後に作成した戸籍謄本または抄本の写し | 役場 |
財産の贈与を受けた日から10日を経過した日以後に作成した戸籍の附票の写し | 役場 | |
居住した日以後に作成された居住用不動産の登記簿謄本又は抄本 | 役場 | |
居住した日以後に作成した住民票 | 役場 | |
もらった財産が預貯金の場合にはもらったことがわかる通帳の写し | ご自宅・ 金融機関 |
価格
贈与税の申告 | 資産規模に応じて 55,000円(税込) 〜 |
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お客様の実情に合わせあらかじめご相談させていただいた上、柔軟に対応させていただきますのでお気軽にご相談ください。